2004/03/13
金融経済新聞労働組合


金融経済新聞社争議がひとつの区切りをむかえました。2004年2月27日、東京・神楽坂の会館「エミール」で、「キンケイ争議の勝利解決を祝う会」が開催され、出版労連の各地協をはじめ全印総連などMICの仲間約120名が出席、5年ぶりに解決した闘争勝利の美酒に酔いしれました。 冒頭挨拶に立った出版労連・新村中央執行委員長(=下の写真中央)は、「不当解雇された高橋副委員長の職場復帰を実現させ、なおかつ組合員の仲間の差別賃金是正を勝ち取ったこの闘いは、満点の出来である」と高く評価しました。


 また、弁護団を代表して橋本佳子弁護士(東京法律事務所)は、「最高裁まで争って勝ちながら職場復帰できなかったキンケイ争議が勝利解決したことは、労働組合の運動がいかに大事かを物語るもので、この日を迎えることができて弁護団として大変うれしく思う」と感激の面持ちでスピーチしました。
続いて、同労組の都労委救済命令では労働側委員として終始キンケイ労組の申し立てに強い影響を与えた井川昌之氏(東京地評)が乾杯を発声後、場内は一層盛り上がりました。 当日はキンケイ労組の大阪および広島支局の組合員4人も駆けつけ、10人の組合員全員が顔を揃えるなど、団結の強さを見せた一日にもなりました。
 また、5年間の争議の総括として、金経労組支援対策会議編集による「争議解決報告集」(B5版/48n)が参加者全員に配布されました。



集会も終わりに近づき、当該組合員全員が壇上に立って一人ひとり自己紹介しました。いよいよ中央のマイクに副委員長が登場すると、副委員長は苦しかった5年間の積年の思いが胸にこみ上げてきたのか、しばし絶句。すると場内は水を打ったように静まり返り、この日最大のハイライトとなりました。「思い切り泣けよ!」の声がかかり、副委員長は「つらい5年間でしたが、こうやって皆さんとともに祝うことができました。ありがとうございます」と絞るように挨拶し、喝采を浴びました。
 金融経済新聞社は苦しい経営状況が続いていますが、この日見せた感動と団結力で会社再建、組合組織の拡大、すべての争議の支援に全力を傾けることになります。今後ともご支援ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。


(OBも駆けつけたキンケイ労組の仲間たち)